【神社-常葉-07】磯前神社

崖に寄り添う懸造りの珍しい建築物

田村市常葉町の山中にある「磯前(いそざき)神社」は、崖に寄り添い社殿の半分を岩山に懸けるようにして造られているため「懸造り」と呼ばれ、福島県内の神社においては他に類を見ない非常に珍しい建築物です。飛騨の匠が一夜で作ったともいわれています。田村市の有形文化財に指定されています。

鳥居の前に、田村市指定有形文化財の案内柱と、磯前神社の案内板が設置されている。奥に見える建屋が磯前神社の本殿。
鳥居の前に、田村市指定有形文化財の案内柱と、磯前神社の案内板が設置されている。奥に見える建屋が磯前神社の社殿。

土台の三隅を自然石に架け、残る一隅を高さ2メートルの太い束(つか)で支えられていて、参拝するときは床下から潜り抜けていきます。

本殿を参拝するためには、本殿の床下にある空間(画像の暗い部分)を潜り抜けなければならない。
社殿を参拝するためには、社殿の床下にある空間(画像の暗い部分)を潜り抜けなければならない。
本殿の床下にある空間。奥に見える階段を登ると本殿に行ける。
社殿の床下にある空間。奥に見える階段を登ると社殿正面に出る。
本殿に繋がる階段。画像左手にある岩が通路の幅を狭くしている。
社殿に繋がる階段。画像左手にある岩が通路の幅を狭くしている。
本殿の北側(鳥居側)に上がったところ。参拝者はこの細い場所のみ立ち入ることができる。
社殿の北側(鳥居側)に上がったところ。参拝者はこの細い場所のみ立ち入ることができる。
本殿に施された狛犬の彫刻。なんだか不思議なパワーを感じます。
社殿に施された狛犬の彫刻。なんだか不思議なパワーを感じる。

そういえば、西暦798(延暦17)年に坂上田村麻呂が建立した京都の清水寺も「懸造り」です。磯前神社の創建時期は不明ですが、坂上田村麻呂ゆかりのスポットがたくさんある田村市ですから、何か関連がありそうですね。ちなみに現在の社殿は1894(明治27)年に再建されたものです。歴史のロマンを感じる場所で、神社ならではの神がかったパワーを感じたい方にお勧めです。

まとめ

【住所】田村市常葉町早稲川字上遠野232
【電話番号】なし
【公式URL】なし

【御朱印】なし
【創建】不明
【ご利益】家内安全、商売繁盛、福徳円満、良縁成就、開運厄除
【祭神】大己貴神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)

【文化財】磯前神社本殿《田村市指定有形文化財》

アクセスと周辺

●主要地点からのアクセス

※出発地は自由に設定し直すことができます。
※所要時間は様々な条件で変動するため、目安と捉えてください。

磐越道船引三春ICから 車で27分(18.7km)
磐越道田村SICから(2019年3月17日開通)ETC専用 車で16分(10.9km)
磐越道・あぶくま高原道路小野ICから 車で26分(18.7km)
常磐道常磐富岡ICから 車で49分(38.0km)
常磐道大熊ICから(2019年3月31日開通) 車で51分(39.4km)
郡山駅から一般道で 車で45分(31.5km)
福島駅から一般道で 車で1時間18分(56.7km)
原ノ町駅から一般道で 車で1時間20分(54.7km)
いわき駅から一般道で 車で1時間18分(64.4km)

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