自然の恵みを最大限に活かした食品を作っています
あなたは、からだにやさしく、何より美味しい甘酒に出会っていますか?
田村市の滝根町にある福福堂で作る黒米甘酒は、砂糖を使わず麹と米と黒米(もち米)だけで作っているので、「飲む点滴」と呼ぶにふさわしい一品です。麹は酒蔵の麹室で作るきれいな麹が甘酒作りに最も適していることから、喜多方で江戸時代から続く「大和川酒造」で麹を作っています。
福福堂は、田村市滝根町にIターンで就農した稲福さんご夫妻が経営しています。沖縄出身の和之さんと東京出身の由梨さんが、標高約600メートルの高原で、無農薬・無化学肥料で主に小麦、黒米、エゴマ、ブルーベリーを栽培しています。

2013年には自宅の敷地内に加工場を設け、自分たちで栽培した農産物の加工や、近隣の農家からの委託で地域農産物の加工・商品化も行っています。商品の「黒米うどん」「黒米甘酒」「エゴマ油」は「ふくしま おいしい大賞」の優秀賞にも選ばれました。さらなる商品開発に向けた試作も行っており、今後が楽しみです。

2015年に「ふくしまファンクラブ」の企画で福島への移住を促進するためのパンフレットと動画に稲福由梨さんが取り上げられたのですが、このクオリティがすごいです。映画監督が絵コンテを描きイメージ通りに撮影したとのことで、一見の価値ありです!(稲福由梨さんは2番目に登場します)
福福堂の商品は、下記マップに掲載の店舗で販売しています。また、須賀川市の「銀河のほとり」、三春町の「えすぺり」で定期開催されているイベントにも出店しています。田村市グリーンツーリズムでの農業体験も受け入れていて、田植えや稲刈りなどを実施。今後は農家民泊も検討されているとのことで、益々ご活躍の場が広がりますね!