【国指定重要文化財】堂山王子神社本殿(付属棟札8枚)

禅宗様の荘厳な本殿

室町時代に建立された桁行5間、梁間4間、寄棟造(よせむねづくり)、切目縁(きりめえん)を持つ禅宗様の荘厳な建造物です。元は堂山寺(どうざんじ)の観音堂でしたが、明治3年(1870)の廃仏毀釈の影響から堂山王子神社に改められました。

その建立年代は1968(昭和43)年~1970(昭和45)年にかけて行われた神社本殿の修復工事の際に、1498(明応7)年銘の納札が発見されたことから、遅くともそれ以前に建立されたことが分かっています。福島県の中通り地方に所在する国指定重要文化財の建造物では最も古い歴史を持ち、当時の建築様式や技法を知る上で貴重な存在となっています。

種別 国指定重要文化財
名称 堂山王子神社本殿
読み どうやまおうじじんじゃほんでん
指定年月日 1917(大正6)年4月5日
堂山王子神社本殿。

棟札は親しみと愛着の証

本殿附属の棟札8枚は、それぞれ1744(延享元)年~1853(嘉永6)年の記があり、その間に修繕を繰り返しながら建物を維持してきた地域の人々の堂山寺に対する親しみと愛着を今日に伝えるものです。

8枚の棟札は、それぞれ以下の年月日の記載があります。
 1.1744(延享元)年4月8日
 2.1774(安永3)年4月8日
 3.1790(寛政2)年6月17日
 4.1803(享和3)年3月17日
 5.1817(文化14)年4月8日
 6.1829(文政12)年3月17日
 7.1842(天保13)年3月17日
 8.1853(嘉永6)年3月17日

種別 国指定重要文化財
名称 本殿付属棟札8枚
読み ほんでんふぞくむなふだ
指定年月日 1963(昭和38)年2月13日
本殿附属の棟札8枚。神社のパンフレットからいただきました。

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