【寺院-小野-11】東堂山満福寺

羅漢様で有名な東堂山満福寺

ここ東堂山満福寺は、標高659メートルの東堂山の中腹にあり、807(大同2)年に奈良の高僧徳一大師によって開山されたと伝えられています。古くから家畜繁盛・守護のご利益があるとして広く信仰を集めてきました。参道の階段も馬が歩きやすいよう幅広に作られており、家畜を大事にしていた当時の人々の思いが感じられます。

東堂山満福寺の境内入口(撮影:2016年5月29日)

また、表参道には江戸時代から植えられたという見事な杉並木が続いており、「東堂山のスギ林」として福島県緑の文化財にも指定されています。杉並木を抜けた先にある鐘楼は、万延2(1861)年建立で、巨大な自然石の上に建つ珍しいものです。建築年代は古い方ではないものの、近世木造建築の粋を集めた見事なもので、小野町の重要文化財に指定されています。

巨大な自然石の上に建つ近世木造建築の粋を集めた東堂山鐘楼(撮影:2016年12月30日)

個性豊かな羅漢様

満福寺の境内には、羅漢様とよばれる石像が並んでいます。1985(昭和60)年から奉安が始まり、現在470体以上の個性あふれる羅漢様を見ることができます。(小野町観光協会のページから最新の奉安体数を確認することができます)
本来は、サンスクリット語で『アラハン(阿羅漢)』といい、仏の教えのもとで自己を磨き上げた修行者のことを意味します。自然や人間を愛し、心穏やかに過ごす・・・そんな毎日を願う人々の想いが込められた表情豊かな羅漢様が語りかけてきます。

境内にはたくさんの羅漢様が並んでいます。(撮影:2019年3月10日)
境内の羅漢様の奥には大きな磨崖仏もあります。(撮影:2019年3月10日)
仲睦まじい老夫婦が描かれた羅漢様。この羅漢様は有料で誰でも作ることができます。(撮影:2016年12月30日)
上を向いている3体の石像は「六・八・九羅漢」といって、ヒット曲「上を向いて歩こう」にまつわる永六輔さん(作詞)、中村八大さん(作曲)、坂本九さん(歌)によって1993年(平成5)年に奉安された羅漢様です。いずれもにこやかに微笑みながら上を見上げています。(撮影:2019年3月10日)
小野町ご出身の丘灯至夫さんと小泉武夫さんの羅漢様。(撮影:2019年3月10日)

羅漢様は、希望のポーズを石屋さんが粗削りをして、ご自身の「想い」を託して仕上げるという方式をとっています。 遠方の方やご多忙の方は、一切を石屋さんに依頼することも可能とのことです。あなたもご自身の「想い」を込めた羅漢様を奉安してみませんか?

ご参考ですが、羅漢様の製作について、小野町の地域おこし協力隊で活躍している菅原守さんの投稿が秀逸なので、ご紹介します。

まとめ

寺院名:東堂山満福寺
よみ:とうどうさんまんぷくじ
宗派:浄土宗
住所:福島県田村郡小野町小戸神日向128
電話:0247-72-6938 (小野町観光協会事務局)
拝観料:無料
駐車場:あり
トイレ:あり
【フォトライブラリ】

アクセスと周辺

●主要地点からのアクセス

※出発地は自由に設定し直すことができます。
※所要時間は様々な条件で変動するため、目安と捉えてください。

磐越道田村SICから(2019年3月17日開通)ETC専用 車で20分(10.9km)
磐越道・あぶくま高原道路小野ICから 車で12分(4.7km)
常磐道常磐富岡ICから 車で1時間5分(45.6km)
郡山駅から一般道で 車で40分(26.5km)
福島駅から一般道で 車で1時間29分(64.9km)
原ノ町駅から一般道で 車で1時間44分(73.1km)
いわき駅から一般道で 車で1時間5分(50.4km)

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